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令和5年度(公社)砂防学会研究発表会にて発表

2023年05月12日

令和5年度(公社)砂防学会研究発表会「北海道大会」にて、当社の柳井一希係長が有珠山の噴火緊急減災ハード対策についての研究発表、青木大輔主任が三次元データを活用した集水井の点検事例についてのポスターセッション発表を行いました。

有珠山はこれまでの活動周期から,いつ噴火してもおかしくない時期に来ています。火山と共生する地域の特徴を踏まえ,既存防災施設を活用した火山泥流の対策や,噴火が差し迫った状態や噴火直後を想定した無人化施工技術の適用も考慮して,噴火による災害を最小限に抑える減災対策の検討を行っています。

集水井の点検は,有毒ガスによる中毒や滑落等の危険がある地すべり対策のための集水井の点検を,井戸に入らずに井戸内の周面写真を撮影し,点群処理を行ったデータとともに変状・腐食・破損等の老朽化を把握する点検手法を開発したものです。これにより従来の点検手法より多くの情報を安全に取得が可能となり,将来の維持管理にも役立ちます。

当社では地域の特徴を理解し,常に最新技術による防災対策を提案します。

「有珠山の火山噴火緊急減災ハード対策の詳細検討事例」PDFはこちら

「三次元点群データを活用した集水井点検事例ー立入り不能集水井の場合ー」PDFはこちら

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